ディズニーランドはどんな節電対策で再開したのか?
4月15日ディズニーランド運営再開にあたり、どのような節電を行うのか? 電力不足にならないのか?気になったのでしらべてみました。
消費電力1/10の東京ドームのプロ野球の試合は、国民から相当叩かれました。 ディズニーランドとして、同じ目にあわないよう、しっかり対策して開園するはずです。
パーク運営による節電
- ・ディズニーランドのみ4月15日より運営再開
- ・ディズニーシーの運営はまだ再開を見合わせ(GW前の再開を目指す)
とりあえず半分はお休みにして様子を見ましょうといったところでしょう?
パーク内における節電
- ・屋内照明・屋外照明の使用を、安全確保のもと抑制
- ・エスカレーター・噴水などの使用抑制
- ・空調の温度調整
- ・レストルーム内のハンドドライヤーの使用停止
- ・バックヤードでの照明等の使用の抑制
- ・39アトラクションのうち3アトラクションが休止
現在、関東周辺であればどの企業でも行われている様な対策ないようでしょう。
オフィスやロビーにおける節電
- ・廊下などにおける照明の減灯・消灯
- ・空調の温度調整
- ・レストルーム内のハンドドライヤーの使用停止
- ・エレベーターの使用抑制
こちらもよく行われている節電対策だと思います。
検討中の対策
- ・電力供給不足への対策の1つで、自家発電設備の導入検討開始
- ・自家発電設備は5000kw×3台の導入検討
これはかなり大掛かりな対策です。時間もかかるでしょうし、莫大なコストも必要です。 まだ検討段階ですが、実際に行うとなれば「さすがディズニー」と思ってしまうでしょう。 導入時期は8月頃、投資額は約30億円を想定しているようです。
電力は足りるのか?
ちょっと気になったのですが、東京ディズニーランドが運営再開されることで、電気が足りなくなることはないのか?調べてみました。
地震後公式発表されましたが、ランドとシーを合わせた1日の消費電力量は57万kw/h(59000一般世帯分)です。
4月15日にシーは運営再開しないので、消費電力は約半分と考え約28万kw/hでしょう。
一方、再開される4月15日の東京電力の供給力は4000万kwです。
使われる電力量はピーク時(18-19時)には3200万kw/hとなり、余り800万kw/hです。
ディズニーランドの使用分が約28万kw/h、東京電力の余り電力が800万kw/hなので、 運営再開されることで電力が足りなくなることはないでしょう。
これから夏にかけエアコンなどで消費電力が増え電力が足らなくなった時、どのように運営していくのかが課題だと思います。
公式サイトでも節電に関して発表されました。
4月19日にオリエンタルランド公式サイトにて「ディズニーテーマパークにおける節電への取り組みについて」が発表されました。
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