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ディズニーランド、ディズニーシー「昼」ショーパレード カメラ設定(EOS初心者向け)

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TDL・TDS「昼」ショー・パレード、EOS初心者向け カメラ設定

初めて一眼レフカメラを購入し、東京ディズニーランド(TDL)や東京ディズニーシー(TDS)でショーやパレードを撮影する場合、どんな設定にしたらいいのかわからないと思います。 そんな一眼レフ初心者の方の為に、昼間(屋外)のショーやパレードの基本的なのカメラ設定方法を教えます。

TDLなら「ハピネス・イズ・ヒア」「ワンマンズ・オブ・ドリームII」「ミニー・オー!ミニー」、 TDSなら「レジェンド・オブ・ミシカ」「テーブル・イズ・ウェイティング」の昼間の回で、この設定を利用できると思います。

基本設定

TDL・TDS「昼」ショー・パレード、EOS初心者向け カメラ設定

1.使用レンズ:望遠+フード
2.レンズ設定:AF+ISオン
3.露出:Mモード
4.シャッター速度:SS1/1000
5.絞り:開放
6.ISO感度:AUTO(オート)
7.AFフレーム:中央一点
8.ピクチャースタイル:ポートレート
9.ホワイトバランス:AWB
10.測光方式:評価測光
11.オートライトオプティマイザー(ALO):標準
12.記録方式:精細 L JPEG
13.AFモード:AI SERVO
14.ドライブ:高速連続撮影

各設定の解説

1.使用レンズ:望遠+フード

望遠とは望遠レンズのことです。撮影したい構図や画角にもよりますが、一般的に被写体を大きく背景をぼかした方が、良い写真になりやすいので「望遠レンズ」を選んでいます。 フードとはレンズフードのこと。レンズ先端に取り付けることで、サイドからの不要な光がレンズに入り込まないよう遮断する為の物です。 フードはレンズ前玉の保護にもなりますし、夏のウォータープログラムでは必須です。レンズ毎に専用品がメーカーから発売されていますので、是非用意しましょう。

2.レンズ設定:AF+ISオン

AFとはオートフォーカスのことで、ピント合わせをカメラに任せることです。ショーやパレードはとても忙しくピントを自分で合わせる余裕なんてありませんので、オートフォーカスに設定します(パーク内では基本オートフォーカスで大丈夫です)。 ISとはイメージスタビライザーのことで、オンにすることで手ぶれ補正機能が有効になります。手ブレはシャッター速度が高速であればおきませんが、望遠レンズを使用しファインダーを覗くと、揺れて酔ってしまうのでこの防止でISをONにしたほうがいいです。 ISはオフの方が画質がいいみたいですし、揺れが気にならないのであればOFFにしても大丈夫です。又、レンズによってはIS機能がない場合もありますが問題ないです。

3.露出:Mモード

Mモードとはマニュアル露出のことです。露出設定の3要素「シャッター速度(SS)」「絞り(F値)」「ISO感度」を自分で決められる撮影モードです(逆に全てカメラ任せにするのがPモード(プログラムオート))。 これらの設定は、以下「4.シャッター速度(SS)」「5.絞り(F値)」「6.ISO感度」で詳しく解説します。

4.シャッター速度:SS1/1000

被写体のブレをなくし動きをピタッと止めた写真を撮るにはシャッター速度(SS)は速い方がいいのですが、カメラのキットレンズ(付属品)は暗めの物(F値が大きい)が付属しますのでシャッター速度は速く出来ません。 出来ればSS1/2000以上にし被写体の動きをピタッと完全に止めるのが理想ですが、一段落として1/1000に設定します(ほとんど止まります)。 日差しが強くまぶしいと感じる様な明るい環境であれば、シャッター速度をSS1/2000や1/4000まで上げて白飛びを回避して下さい。

5.絞り:開放

絞りは開放(F値を一番小さく)に設定し沢山の光を取り込めるようにします。 これでシャッター速度が速くでき、背景がぼけやすくなります(他ゲストの顔が判別できない、余計な物の整理ができる。

6.ISO感度:AUTO(オート)

ISO感度はオートに設定し、カメラ任せで露出を決めます。この方法は意図した露出表現は出来ませんが、白飛びやシャドー部のつぶれがなくなり、標準露出で撮影出来ます。 どうしても露出表現をしたいなら、後からレタッチである程度は調整できます。 パソコンやスマートフォンでトライして下さい。私がレタッチで使っているソフトやアプリはパソコンの場合は「Photoshop7(約10万円)」で、スマートフォン(iPhone)の場合は「Snapseed(無料)」です。

7.AFフレーム:中央一点

ピントが一番合わせやすいのが中央一点のフレームです。どのカメラも中央に一番良いセンサーを搭載しています。 また、一点はAF範囲が小さいので、狙った部分にピントを合わせやすいからです。 ショーやパレードは手前に邪魔物がさえぎる事が多いので、それを外し狙いにピントを合わせやすくするのが狙いです。

8.ピクチャースタイル:ポートレート

これは好みの問題ですが、キャラクターやダンサーさんが狙いたい被写体の方が多いと思いますので、人物撮影の設定である「ポートレート」にします。 「忠実再現」や「ニュートラル」にして後からレタッチしてもいいでしょうし、自分でカスタマイズしたピクチャースタイルを利用するのもおススメです。

9.ホワイトバランス:AWB

ホワイトバランスは「AWB(オートホワイトバランス)」に設定ます。最近のカメラは賢くなってきてますので、オートでも大きなズレは無いです。 オートに不安があるなら、昼間の屋外なら天候に合わせ「太陽光」や「くもり」でも良いでしょう。

10.測光方式:評価測光

測光とはファインダーのどの部分の光量を図って、露出を決めるのかの指定です。初心者なら画面全体から明るさを判断する「評価測光」を選択するのがいいでしょう。 特に順光(被写体の正面に太陽光があたる場合)は評価測光で問題ありません。 逆光で被写体の顔が暗い場合は「中央部重点平均測光」の方が被写体を明るく写せるので、設定変更した方がいいです。

11.オートライティングオプティマイザー(ALO):標準

オートライティングオプティマイザーとは、被写体が「露出アンダー」や「低コントラスト」になりそうな時、自動的で好ましい画像に補正する機能です。 これはカメラのデフォルト設定「標準」がいいでしょう。

12.記録方式:精細 L JPEG

記録方式は画面が荒くならないように「精細」で、一番大きい「L」サイズで記録しておきましょう。後から小さくすることは可能ですが、逆に大きくすることは出来ません。 大きく撮影することで、傾き調整や、要らない周囲の部分をトリミングする耐性を高める狙いもあります。 ファイル形式は「JPEG」で撮影し、iPhoneなどでチョット補正して使う方法を推奨します。後からパソコンでRAW現像は大変です。

13.AFモード:AI SERVO

常に被写体にオートフォーカスを合わせるモードにしておきます。被写体は動体なのですから、繰り返しフォーカスを合わせる必要があります。 カメラによっては親指フォーカスができますので、カメラのボタン機能カスタマイズを使って、親指AFモードにしておくといいでしょう。(AF-ONボタンにAE/AF開始を割り当てておきます)

14.ドライブ:高速連続撮影

これは数打ちゃ当る作戦です。連写して複数の写真の中から良い一枚を探す方法です。慣れてくれば連写せず、いいタイミングでシャッターが押せるようになると思います。 慣れるまでは沢山撮影して、いい写真をピックアップする方が確率が上がると思います。欠点はシャッターの耐久性が決まっているのでいつかは壊れます。

後は、少しずつ設定をいじって変化を確認しながら調整してみて下さい。シャッター速度を変えて夜の撮影に挑んで下さい。

関連項目

関連項目は準備中です。

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