Canon EF70-200mm F2.8L IS II USM 購入レビュー
東京ディズニーランドや東京ディズニーシーで夜景撮影する場合、F5.6よる暗いレンズでは明るさが足りません。 エレクトリカルパレードだと意外と動きあり、シャッタースピードを最低でも1/250まで上げたくなるので、そのためには一段でも明るいレンズが正直欲しいです。F4通しのいわゆる「小三元」のレンズでも、もう少し明るさが欲しいです。 フルサイズのカメラを導入して高感度耐性を高めるのも一つの手ですが、APC-SのEOS7DでISO1600以上にすると、ノイズが目立ちイマイチな写真になるのが残念でなりません。
そこで、望遠ズームレンズをCanon EF70-200mm F4L IS USMから一段明るいEF70-200mm F2.8L IS II USMへアップグレードしました。 私にとってはEF70-200mm F4L IS USM、EF24-105mm F4L IS USM、EF100-400mm F4.5-5.6L IS USMに続き4本目のLレンズ(赤い帯品)になります。 このレンズを購入したのは11月末で、2か月半経過した時点でのレビューとなります。
箱
Canon EF70-200mm F2.8L IS II USM のパッケージ。いつものキャノンの外装箱です。EF100-400mm F4.5-5.6L IS USMと同じぐらい大きいです。
付属品
Canon EF70-200mm F2.8L IS II USM はLレンズなので、レンズフードが付属します。 花形フードです。EF70-200 F4L IS USMとEF100-400mm F4.5-5.6L IS USMは、おわん形のフードだったので念願の花形フードになります。 このフードはロックボタンが付いていて、フードを持って構えた時に緩まないので、他と比較して使いやすいです。 購入した白レンズは2本ともフードを白く塗装していましたが、今回は見送りました。理由は花形でどこまで白くしたらいいのか決められなかったからです。
なかなか豪華な持ち運びに便利なケースも付属します。このケースに入れて持ち運ぶのは恥ずかしいですが、レンズをケース毎リュックにしまう時に役に立ちます。 チャックはダブルになっていて、手元のひもを引っ張ると両側が一気に開閉出来て、上面はマジックテープでワンタッチと、よく考えられていて扱いやすいです。
外観
太いです。F4Lと比べてズームリングの握りが大きくなります。リングの操作はF4Lより重くなり丁度よい感じです。F4Lはちょっと軽すぎかもしれません。
Canon EF70-200mm F2.8L IS II USM のスイッチ類。EF70-200 F4L IS USMと一緒です。 右は撮影距離の設定。AF時間を短縮したいなら設定するべきでしょうが、USMが爆速なので1.2m~∞にしっぱなし。 右から2番目はオートフォーカス(AF)とマニュアルフォーカス(MF)切り替え。私の場合はAFにしてあります。 右から三番目はSTABILIZER(手振れ補正)のON/OFF。これはONです。 一番左がSTABILIZER MODE1が標準、MODE2がモータースポーツ等の流し撮り用。ここは標準で。
装着状態
EOS-1DXに取り付けてみました。カメラ1570g+レンズ1490gで3kg超と結構な重さですが、バランスは悪くありません。 しかし重い事には変わりなく、パークでの約30分のショーやパレードでずっと構え続けるのは厳しく、途中手を抜きながらの撮影となります。
EOS7Dに取り付けてみました。バッテリーグリップ(縦グリップ)が付いているのでバランスは1DXと一緒です。
画質
写りはやはりいいです。EF70-200 F4L IS USMと比べて線が細く感じます。
テレコンのEF1.4xIIIと組み合わせれば96mm-280mm/F4相当となり、 東京ディズニーシーの「ファンタズミック!」でもメディテレーニアンハーバー中心に立つミッキーマウスが、 それなりの大きさで撮影出来そうです。
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